いったんは断念した乗願寺、帰路でふたたび「行ってみたい!」とのたもう御仁が一人。
それもそうだなぁ~と思って付き合うことにしたのだが、さても、すでに法事は終わりしかもお堂の障子が閉められている。
む、む・・・。
でも、よく見ると蛍光灯がついているではないか!いいのかもね・・・と思いつつ、そろそろと障子を開けてみると・・・、そこには見上げるほどの大仏さまが鎮座ましましている。
撮影禁止の札は無かったほど、案外と鷹揚なお寺さんでした。因みに、お坊さんが毎日のお経を上げる座の前にはなんと!梅原猛さんのお名前が小さく書かれたお札(?)が・・・。
神道ではよく御日供といわれるお祈りを信奉者の依頼で挙げていますけれど、梅原猛氏は仏教哲学者ならではというか、ここのお寺にご縁があるのでしょうか、毎日こうしてお経を上げていただいているのかもしれませんね。
京都の方はここの大仏さまのことを「西山のだいぶっさん」と仰っているようですよ。とにかく、いわゆる大仏さまと言う感じではないんだなぁ~、大仏というと奈良の大仏さまを思い出すけれど、ああいった感じではないんだな。もう少しやさしくって身近な感じ。
悩みのある人、運が良くない人は、仏像を左回りに回り、女性は仏像の右の足を触るといいし、何もない人は、右回りに回り・・・などと案内書きに書いてありましたよ。
えっ?わたしはどっち周りをしたかって?
う~ん、不幸と言うほどの不幸はないんですが、やはり開運したかったので・・・。はい。
さても、来た道を戻り小1時間をかけて元のバス停まで戻る。何と一時間に一本しかないバスを待つことになったのですが、そこに近くに住んでいてとおりがかりだという女性が「バスわかりますか?」とお声掛けくださる。
で、どういうわけか「あの道歩かれたんですか?でも、この山道のあたり、自殺の名所なんですよぉ~」と唐突に仰る。
そして、とうとうと最近あった事件についてお語りになる。
むむ・・・、なぜ初対面の人にそういった話をするかなぁ~?でも、これはきっとこの人を通して何物かが語らせているに違いない。
えっ、だとしたらこれ、どう読めばいいわけ??
急に息子のことが心配になって、夜になってから沖縄にいる末子に電話を掛けてみたら、「元気だけど何か?」とすげない返事。ドイツに旅立っている(筈)の長男には連絡はつかないし、ナンなんだ?何なんダ?
妙な妙な出会いでしたが、ちょっとあることが気になったのでまあ、どちら様からのお知らせでしょうと思った次第。
おもわず帰宅後すぐに、塩でお払いをしてしまった一日なのでありました。
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